人と会うことにもっとリソースを投入したいという話

人見知りである。人と会った後は疲れる。それでも会うと楽しい。刺激がもらえる。モヤモヤとしていた自分の思考がクリアになっていく。

いつもこの相反した気持ちの間で揺れている。どんどん人と交流している人を見るとうらやましくなる。妬ましさが生まれる。でも嫉妬しているということは、結局は私も色々な人と話したいということなのだろう。

本やブログは距離を取りつつ相手の考えを学べるから楽だ。学ぶ方法としても間違ってないし、今後も続けたい。でも、これまではそんな楽さに逃げてバランスがおかしなことになっている。

なぜ人と会う、話すのがおっくうに感じるのか。一つは習慣の問題。自分から声を掛けて知人やこれまで会ったことのない人と話をする、という習慣がないから腰が重くなる。もう一つは自分なんかに時間を取ってもらうのは迷惑なのでは、という思い込み。さらに、せっかく会ってもらうには相手を満足させなくては、そのためには何を話せば良いのかと考えてしまい、動けなくなる。

 

後者二つについては、私の思い込みというか勘違いだったということが分かっている。ネットワーキングのフットワークが軽い人をみると、多分そんなことは深く考えていない。会話は双方のコミュニケーションで成立するのだから、たとえ話が盛り上がらなかったといって、一方だけに非があるというのは変な話だ。要は相性やタイミングの問題なのだ。

 

初めの一つについては、自分ルールを作るしかない。月に1-2回は新しい人に会う。断られてもめげない。盛り上がらなくても自分を責めない。誠意をもって相手と話をしたら、それでOKとする。MBAの先輩・後輩、社内で知り合った人から始めてみる。その後、少しずつ広げていけば良い。

 

そのためには、仕事や日ごろの行動を通して信頼貯金を貯めること。そして、自分が興味のあるトピックは何か、アンテナをはって言語化し、思考の棚に入れておくこと。地道にこうした行動をしておけば、自信を持って話をできる。結局今の自分の自信のなさは、自分が何者でどこにいきたいのか、を明確にできないことに由来している気がする。